利根川一本ライド ~ 1日目
カヌー仲間のエアさんと、利根川一本 源流域から河口まで二日間かけて約300kmをチャリって参りました。
5月1日の日記ですが5月11日書いていますので、思ひ出日記です。ディテールが甘いのはご容赦下さいませ。
元々は「カヌーで利根川を高崎あたりから河口まで下ろうよ」という話があったんです。いやこれがまさに川旅、日程・舟選び等・・・どう考えてもナカナカに難しいんです。
一方、最近盛り上がっている自転車ならば2日でナントカ源流域から河口まで下れます。そんな流れで「利根川一本」になり、エアさんからのお誘いにわりと即答でOKさせていただきました。
行程はざっくり言って、群馬の北の果て土合駅から利根川河口・千葉の犬吠埼まで。一日目で出来るところまで進んでビジネスホテル等で一泊し、二日目でゴール。
この「ビジネスホテルなどで」というところがポイントです。
荷物をたくさん積める自転車があればテント泊も楽しいのでしょうが、持っていないんですよ、そういう装備。
テント泊を考えると、食事の道具なども積むことになり一気に荷物が増えます。私の自転車はカテゴリ的には「スポルティーフ」で、しかも私の経験が足りないことも有り、どうやってキャンプ道具を自転車に積むかが今後の課題といえましょう。
集合は朝8時33分土合駅着
私の自宅からだと新幹線を使わないと間に合いませんが、実家の熊谷からなら6時17分発の始発で間に合います。そんなわけで、前日に実家まで移動しました。
熊谷からの始発電車に乗ると、居ますね~同じような輪行バッグを持ったチャリダーが(笑)
この下りの始発電車、中学生の頃と友達の田島くんと2人で電車に乗って中里スキー場に行った時に乗った電車です。
あの頃は新前橋で乗り換えて、そのまま清水トンネルを越えた記憶がありますが、今は高崎と水上で乗り換えることになります。
高崎からは新幹線で移動してきたエアさんと合流しました。
湯檜曽駅からは地中へ・・・この電車は「鉄ちゃん」が沢山乗っているんですね。と言うか、我々以外はみんな「鉄ちゃん」? 盛んに写真をとっているので釣られてパチリ
土合駅に到着しました。
ここからがタイヘンなんです。ここは有名なモグラ駅!! 地上までは500段近い階段を自転車を担いで登らなくてはいけないんですよ。
ここは名山「谷川岳」の登山口でも有ります。「このくらいで音を上げるんじゃ無い!!」ってこと?
ふぅ~
やっと地上にでました。ここからもう少し歩きます。
ここ、無人駅なんですね・・・・しかもSuica使えないし
後で、どこかの駅で精算しなきゃ
さぁ、組み立て開始
私の自転車は唯一台のSemas115、エアさんはAnchorのシクロクロス(アルテグラ電動シフト仕様)
土合駅の横を流れるのは湯桧曽川。それが湯檜曽駅の横で藤原ダム側から流れこむ利根川と合流し本格的(?)な利根川となります。
カヌーをやっている身としては利根川の流れが気になるところですが、雪代の残るこの時期の利根川の水量は物凄く、自分でくだれる気はしません(汗)
それでもやはり見ていて興奮出来します。「すげぇ~、すげぇよ~」と叫びながら川沿いを走りました(汗)
山からおりてくる空気はひんやりしていて、桜も咲いていました。
谷川岳を背に快調に飛ばします。この辺りは下りの勾配も気持ちよく、一部50キロ近くのスピードが出たところもあったと思います。
ちょうどお昼くらいに沼田を通過。
もつ料理で有名な永井食堂でお昼にしようかと思いましたが残念ながらGWはお土産のみの販売でした。
渋川からなんと行田まで67キロも続く「利根川自転車道」をひた走ります。
その入口近くのコンビニでお弁当&ガリガリ君タイム
どこかの誰かさんが利根川の右を走ったのか左を走ったのかをやたらと気にしますが、基本的に右側ですよ~
詳しくはマップを見て下さいませ
前橋を通過中
この辺りは小学校4年生の頃に一年だけ住んだことが有ります。自然が豊かで子どもとしては楽しいところでした。
高崎から玉村辺りを走っていた時に事件は起きました。
私とエアさんは少し走る速度が違うので、一緒に走ったり所々それぞれのペースで走り、途中で休憩を兼ねて後続者をまったりなのですが、その時は私が先行して走っていました。
北関東自動車道の下をくぐる少し手前で間違えて「高崎自転車道」という道に入り数百メートル走ってしましました。
道が利根川から離れる方向に曲がって行くことに気付き、分岐点まで戻ったのですが、その際にエアさんに抜かされたことに気が付きませんでした。
私は自分が先行していると思い込み、途中の四阿でエアさんを待つことにしました。
ちょうど地元のおじいちゃんが2人居て、そのおじいちゃんとお喋りしながらエアさんを待ったのですが、何時までたってもエアさんが来ないんです。
心配になって電話をかけてみると・・・・「そこはかなり前に通り過ぎたよ」・・・あれ?どゆこと???
スグに理解しました、「あ~、あそこかぁ・・・(汗)」
「や、やっちまったぁ~」全力で飛ばして、エアさんの待つところまで走ったのは言うまでも有りません。
エアさん、大変失礼いたしました(汗)
熊谷を過ぎて、ぼちぼち利根川自転車の終点です。
「さぁ、今日の宿泊はどこにする?」
事前にエアさんがいろいろ調べてくれたのですが、GWが始まっていると入っても5月1日は暦的には平日ですから、どこも部屋が空いているので予約などはしていません。
日が暮れるまでに走れるところまで走って、適当に電話しようということになっていました。
で、決まったのがご古河
さぁ、古河まで頑張るぞ!!
夕焼けです。
この時点で羽生あたりかな?
ここからは夜間走行になりました。
国道4号線で利根川を渡り、古河入り。
途中のファミレスで食事をとってルートイン古河駅前にチェックインしました。
この日の走行距離146.2キロ。走りだしが9時半近かったので、上出来でしょう。
部屋に入ってビールを飲んだのは言うまでも有りません
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コメント
いやー面白い、思い入れがあるぶん、TXTが長めでGoo!。。。今後に期待。
どこかの誰かさんって誰?
投稿: どこかの誰かさん | 2015年5月12日 (火) 12時55分
春先の利根川は見るだけで腹一杯になります(* >ω<)
「利根川」とあったのでもしや!?と思いましたが、やっぱカヌーじゃないですね。
ちなみに自転車の時はどんなカッコで漕いでるんですか?
投稿: がん103 | 2015年5月12日 (火) 14時08分
どこかの誰かさん
頑張って思い出しながら書きました。
喜んでくださって、自分も嬉しいです
投稿: 異能☆得手(艶) | 2015年5月13日 (水) 12時31分
がん103さん
利根川には圧倒されました。凄いですね~
あれは自分の腕前では死んでしまいます(汗)
服装ですか・・・画像あったかな?
投稿: 異能☆得手(艶) | 2015年5月13日 (水) 12時36分