パスファインダー少し補修
現在、ロングカナディアンとしてはメイン艇となっているオールド・タウンのパスファインダー
まだ、色々と補修したいところがあります。
・ヨークの仕上げ
・バウシートの補修
・ウッドガンネル化
・ハルの磨き上げ
・レタリング、カッティングシートで作り直し
とまぁ、やりたいことは色々あります。この中でも「ウッドガンネル化」は一番やりたいことですが、一番大変な作業です。やり始めると漕ぎにいけなくなっちゃうから、しばらくやらないと思います。
今日やるのは「ヨークの仕上げ」と「バウシートの補修」です。
ヨークは以前、蜜蝋ワックスで仕上げたのですが、私自身が蜜蝋の特性をわかっていないからか、今ひとつしっくりしません。蜜蝋は追々使いこなせるようにトレーニングするとして、不満を持ったまま使いたくないので、ひとまずニス仕上げにすることとします。
バウシートですが、春に那珂川を下った際に水でボンドが溶けてケーンシートが外れかけてしまいました。 ケーンシート自体は、少し前に更に強固に藤芯を以前よりしっかりと打ち込んで固定したのですが、濡れるとまた外れやすくなるかもしれないことと、ケーンシート自体濡れると少し伸びるので、伸びの防止も兼ねてニスを塗ることにします。
実は座面にニスを塗るべきだという指摘は春の那珂川下りの際にravenさんから受けていて、スターンのシートには試験的にニスを塗ってあります。
コチラがバウシート
コチラがスターンシートです。
スターンの座面のほうが少し黄色っぽいのが判るでしょうか?
スターンのシートは濡れてもあまり伸びなくなりました。この結果を踏まえて、バウにもニス塗りをすることに決めました。
まずはシートを取り外します。
で、木工にすを塗るだけ(笑)
通常、木工でニス塗りをする際はサンディングしながら3回は重ね塗りします。ケーンの座面はサンディングするわけにはいかないので、乾いたところで2回重ね塗りをしておきました。
お次はセンターヨークです。
汚れと蜜蝋をサンディングして落とします。蜜蝋のせいで、サンドペーパーの目が詰まってスグに駄目になっちゃいます(汗)
作業中に小僧Bが出てきて「オレもやる」
磨きながら、小僧B・・「シートはラプチャーみたいなロープにしようよ、あっちのほうが座りやすいよ」とのご指摘。
いやまぁ、そうかも知れませんが、この子はケーンシートで行きたいのよね~、せっかく貼り直しだんだし。
そんな話をしながら、まぁ許せるレベルまでサンディングが完了したのでニス塗りして、シートと一緒に乾燥
一回目のニスが乾いたので、全部落とすつもりでサンディングして2回め塗り
半乾き状態で時間切れでした。もう一度塗ってから組み上げたいところですが、組み上げないと格納できませんので、シートとヨークを取り付けて、今日の作業終了
とりあえず実用レベルにはなったので、このまま使っちゃうかも。
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