パスファインダー補修・・・完成とします
大きい音が出る作業はなるべくお昼にやります。
ということでハルのクリーニングです。
まずは内側。内側はデッキブラシで泥汚れを落としただけなので、若干シミのようなものがありましたが、自負で綺麗になりました。
続いて外側。これがビフォー
アフター。ここらへんは必至に作業しているので、作業中の写真なし(汗)
次はシートの座面張り、これは室内作業です。
昨日の夜、2回塗りがしっかり乾いたニスを#400のサンドペーパーで研ぎ、3度目のニスを塗っておきました。
一つ目のシートより綺麗に塗り上がっています。
座面張りの材料と道具。
材料
- ラタンシート:3/8インチ目、45センチ幅が30センチくらいあれば十分。
- 籐丸芯:4ミリ、1メートル
1時間位水に浸しておきます
道具
- 木槌
- 押しこみ道具各種
幅4ミリの金具を木槌で叩いて、溝にラタンシートを押し込みます。
多分、水に浸しておかないと、あっという間にラタンシートが切れてしまうと思います。
これが溝に押し込まれた様子
と、調子にのって押し込んでいたら、ラタンシートが切れてしまいました(泣)
一度ラタンシートを取り外し、少しズラして溝にはめ直し。今度は3ミリのアレンキーを使用してみました。
これだと破けませんね。
角は周囲を短く斬り込んでおかないと押しこむことが出来ません。
これも調子良かったです、はさみ。
要するに、力を入れやすい物で、薄すぎるても厚すぎてもラタンシートが切れてしまいます。
溝にラタンシートを押し込んだ状態で、少し余裕がある程度の幅の金具があるといいです。また、角が立っていると当然のように切れてしまうのでこれも注意。
溝に木工ボンドを流し込みます。
そしてその上から藤丸芯4ミリを押し込みます。
これがナカナカ固くて(汗)、金具を使って叩き込みました。
オールドタウンのシートなら、1メートルの藤丸芯でほぼピッタリ。2センチくらい余ったのを切り取って完成。
この丸芯叩き込み工程で、ゆるゆるだった座面がピーンと張ります。
続いて、はみ出ているラタンシートをカッターで切り取り完成となります。
さて、この腐った木はなんでしょう?
シートを吊り下げるネジをカバーするものです。このまま使いたくありませんので、これも作り替えます。
ノギスで長さを測ります。
- 長いほう:36ミリ
- 短いほう:17ミリ
うーん、40ミリと20ミリということにしておきましょう。
丸棒を長さをあわせて切り、ドリルで6ミリの穴をあけます。
防水のため、断面にしっかりニスを染みこませておきました。
ちなみに、周囲は3回塗り済みです。
完成した部品達
取り付けました。キレイです。
ヨークはかなり担ぎやすいです。満足じゃ。
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コメント
シートがなにかと大変そうですね。
もういつでも漕ぎ出せますね!
投稿: たかやん | 2012年4月 1日 (日) 07時18分
たかやん、やはりケインシートはカッコイイです。あまり長持ちしないでしょうから、次もこの座面を張るかは・・・その時考えます。
さて、漕ぎに行くぞぉ~
投稿: 異能☆@たかやんにお返事 | 2012年4月 1日 (日) 18時43分