熊野川カヌーマラソン 二日目 ~ カヌーマラソン本番
寝袋から出ると、テントの外ではつるさんが朝食の用意を始めていました。
このテント、個人所有というのはすごいなぁ。
朝食は、みんなそれぞれ用意したものを食べていましたが、つるさんはみんなの分もチーズホッとサンドを作ってくれていました。美味しかったです ご馳走様でした。
さて、競技開始は午前10時です。ゴール地点に車を置いて9時ごろスタート地点に集合となっています。ravenさん、つるさんはおかやんと車でゴール地点に向かいました。
異能☆はスタート地点までカヌーを漕いで行きます。
少し時間があるので、もう直ぐ美しいウッドカヌーが完成する丘カヌーイストさんに漕ぎ方をレクチャーしました。やはり、初めてのシングルパドルに戸惑っていましたが、フォームは出来ていると思いますよ。RAPTUREはクルクル回っちゃう船なので余計難しかったかも知れませんね。
さて時間です。スタート地点に向けて川下りスタート!!
あいにくの曇り空ですが、まあカヌーなんて水遊びなわけですから少しの雨くらい問題無しでっせ。
途中でエディーインの練習をしたりして
昨日よりかなり下流に来ているはずだけど、相変わらず水はきれいです。
この辺り、パドルで突いてみても川底に届かないので水深1メートル以上あると思うけどこの透明度・・・・関東じゃ考えられないです。
あっウォータジェット乗り場だ!!
昨日はここまで下れればこれに乗れたのかぁ・・・
スタート地点が見えてきたぞ。
上陸すると、直ぐにつるさんの牙劉弐号を発見
自作艇が多いぞ!!
こちらは田辺のクラブの舟です。
キレイなクリンカー船です。洋書を読んで作られたそうです。
こちらは通称 大阪のおっちゃん の舟
元々はOC2みたいな形で、ものすごいロッカーで幅も狭いんです。それを補うようにスケグやアウトリガーが付いています。
カヌー製作友の会設計のシーカヤックです。
地元の大学生軍団はcd32で毎年参戦しているそうです。
このcd32は気密室以外仕切り板は一切ありません。聞いてみたところ、強度に不安は感じないそうです。
開会式が始まりました。
今年、第21回大会は、参加者156名、100艇の参加申し込みがあったそうです。
我々が出るPC(ペア・カナディアン)クラスは10艇20人が出場します。スタートはルマン形式で10時ちょうどにシングル艇、10分後に二人乗り艇となります。
まずはシングル艇がスタート!!
マジ漕ぎな人もいれば、ゆーっくり出てゆく人もいますね
10分後に我々もスタート
思いがけなく良い位置に付けることができました。
二人乗りカナディアンの中では3位、カヤックを含めても7位くらいかな?こうなると欲が出てきてしまいます。入賞を目指しちゃいます。
前の2艇は地元大学生のcd32、あの舟は足が速いみたいでナカナカ追いつけないんです。それどころかジリジリはなされてしまいます。
と思ったら、2位の舟がスピードダウン。みるとスターンマンのパドルにブレードが付いていません。ただの棒で漕いでいます。
「予備のパドルを積んでおかなくちゃ駄目だよー」といって抜きさってやりました。
20キロはきついです。
瀬もそこそこあるのですが、瀞場の多いこと!!
RAPTUREはくるくる回る代わりに足が遅いんです。向かい風だし抵抗が多くてすすまね~(泣)
途中の雷には少しビビリましたが、そのときに降った雨で体が少しクールダウンして楽になったかも。雨が上がると同時に風が止んだのも良かったです。
後半、完全にばてていたところに突然3位の舟がピタッとつけて来ました。一度抜いた舟です。パドルを届けてもらって復活したようです。
ヤバイとばかりに必死で漕ぎました。一度は抜かれましたが、温存していた逆サイド漕ぎで抜き返してやり、2位をキープ。
後半飲もうと思っていたゼリードリンクを飲んでる暇なしです。
長いデットヒートの末、2位でゴールイン!!あーきつかった。途中の写真はほとんどなし。まじで、写真なんか撮る暇なかったです。
これが飲めなかったゼリードリンク。
思いっきり飲んでやりました。
戦い終わって、皆で記念写真っす。
つるさんはトップグループでゴールしたそうです。自作艇ではダントツだと思います。
はい、2位の証拠写真ですよ~
これにて熊野川カヌーマラソン終了!!
途中、魚跳渓というところに寄り道したりして、長い長い道のりを帰ってきました。
熊野川 強襲の話はこれにて終了。
来年も来れるかなぁ?cd32だったら優勝を狙えるかもしれません。
出来ることなら、家族でキャンプしながら熊野川を下りたいなぁ。
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コメント
堂々の2位、改めておめでとう!
地元大学生のcd32は、スッキリした感じで更に軽そうですね。
あのシートなら足を下にもぐらせて漕げそうですね。
それにしても、異能☆&ravenご両人さんはタフだなぁ。
スゴイ!
投稿: 棟梁(見習い) | 2009年5月26日 (火) 12時49分
2位おめでとうございます。
それにしても川の美しさが半端じゃないですね!!
自作艇がかなり出場してたようで、いろんな艇がありますね。それ見てるだけでもおもしろそう♪
丘さんが5時間半かかったということは、僕とこからなら7時間?
でも異能さんやravenさんより近いのか(汗)
投稿: たかやん | 2009年5月26日 (火) 13時21分
綺麗な川ですね。
そして、参加者多数ですね。
たかやんさんと同じく、
いろいろな自作艇がありますね。
レース展開、面白いですね。
僕は年甲斐もなく、たくさんで漕ぐと、
ついつい負けじと頑張ってしまいます。
投稿: きなん | 2009年5月26日 (火) 21時15分
> このcd32は気密室以外仕切り板は一切ありません。
> 聞いてみたところ、強度に不安は感じないそうです。
良いもの見つけましたね!?
熊野で実証済みなのだから、大丈夫!?
FRP艇?だよね。
画像ではよく分からないけど、ステム入ってるの?
kappa R1も膝立ちできそうね!?
投稿: hasegawa | 2009年5月26日 (火) 22時38分
異能☆さん、お疲れ様でした。
こんなに内容の充実した漕ぎツアーは、なかなか無いと思います。
異能☆さんが誘いに乗ってくれなければ実現しなかったかも。
また、来年も狙っちゃいますか!
投稿: raven | 2009年5月27日 (水) 01時09分
棟梁さん
ありがとうございます。
大学生に追いつこうと必死でした。
地元大学生のcd32、いいでしょ。
あれはいけますよ!!
もう少し、船体中央を深くすればさらにいい舟になりそうです。
投稿: 異能☆@棟梁さんへお返事 | 2009年5月27日 (水) 12時52分
たかやん、
どうもありがとうございます。
この大会は自作が多いようですね。まあ、ほかのカヌーマラソンのことは知りませんが・・・(汗)
いろんな人がいますよ、見ていて面白いです。
たかやんがいたら・・・・たかやんを見ていると面白いかも
投稿: 異能☆@たかやんへお返事 | 2009年5月29日 (金) 12時41分
きなんさん
> 僕は年甲斐もなく、たくさんで漕ぐと、
> ついつい負けじと頑張ってしまいます。
やっぱり(元)男の子ですからね~、簡単に負けるわけにはいかないですよね。
きなんさんの所からは距離がありそうですが、四国と言えば四万十川・吉野川・・行ってみたいなぁ
投稿: 異能☆@きなんさんへお返事 | 2009年5月29日 (金) 12時45分
hasegawaさん
まあ、ストリップビルドのカナディアンには隔壁は必要ないですからねぇ。べニアをしっかりしならせて接合して、表裏FRPならデッキとヨークとガンネルで十分だと思っています。
ステムの件、
何となく、ステムっぽいのが見えますね。どうなんだろう?
投稿: 異能☆@hasegawaさんへお返事 | 2009年5月29日 (金) 12時50分
ravenさん、お疲れ様でした。
> こんなに内容の充実した漕ぎツアー
> は、なかなか無いと思います。
そうですね、とても濃くて楽しかったですね。
紀伊半島のフィールドは機会を見ていろいろ行きたくなりました。
> また、来年も狙っちゃいますか!
行っちゃいます?
投稿: 異能☆@ravenさんへお返事 | 2009年5月29日 (金) 18時00分
2位ですか。
すごいですねー。
機会があったら、カヌーの漕ぎ方、是非教えてください。
投稿: Kayaker | 2009年6月 1日 (月) 08時13分
カヤッカーさん、
こちらこそ、シーカヤックの漕ぎ方を教えていただきたいのですが、なかなかシーカヤックつくりに取り掛かれません。
いま、アルミパイプとPVCターポリンを使ってファルトシーカヤックを作れないか?と、妄想しています。
投稿: 異能☆@カヤッカーさんへお返事 | 2009年6月 1日 (月) 08時48分
アグレッシブですね^^若いと良いな~
やはり高速料金1千円が決めてですね!
こんな綺麗な川鹿児島でも少ないです、
漕がなくてもいいから行って見たいところになりましたよ。
投稿: salty sugar | 2009年6月 1日 (月) 08時56分
ソルティーさん、ありがとうございます。
三重・和歌山には綺麗な川が多いようです。
他にも見所が多いようなので、是非行かれてみてください。
ソルティーさんとお会いするには、それしかなさそうですしね
投稿: 異能☆@ソルティーさんへお返事 | 2009年6月 2日 (火) 08時42分