計算計算・・・また計算

最近、思うところがあって「カヌー製作友の会」のcd32と言うカナディアンカヌーの模型をいじっています。

この形、凄く好きなんですが、どうせなら少しいぢってもっと自分好みにしたい！！
といっても、今すぐ作ろうとは思っていないのですが・・・・。

その1、仕切り板をなくしたい。
cd32はヨークとシートが仕切り板をかねていて、これによって形状維持をしているようです。
シートの下に仕切り板があると膝立ちで漕げないんです。

その2、艤装関係を豪華にしたい。
デッキやガンネルなどをタモ材等で作りこんで豪華にしたいんです。出来ればステムも入れたい。
これはやればよいだけなのですが、ヨークは「その１」をクリアしなくてはいけません。

その3、チェイン数を増やしたい
cd32は6枚ハルですが、サイドをもう一枚増やして8枚ハル・・・もっと増やしたりして。
これによって仕切り板をなくしても形状維持が出来ないかなというもくろみもあります。

とまあ、こんな風に考えていたのですが、模型のサイドパネルを切った貼ったしてもぜんぜんうまくいきませんでした。

そんなとき、さださんがカヌー製作友の会の「カヌーの設計と製作に関する考察」を読んで、設計の仕方を勉強しているのを見て、「そうだ、計算しなおせばよいんだ！！」と思ってしまいました。

それから、夜な夜な資料を読みながらExcelに数式を打ち込みました。これは完全に数学です。

本日、とうとうそれらしき座標データを得ることが出来ました。バンザーイ！！

友の会のInoさんからも"そのとおりっ！正解"のお墨付きをいただきました。

後はもう少しCADを使いこなせれば、目的の形状の模型を作れそうです。

紺色の線がcd32のセンター断面形状(6枚ハル)、マゼンダが8枚ハル版です。

黄色が究極の13枚ハル！！流水用に中央深さを33センチ、シャローアーチ風の超マルチチェイン・・・実現不可能でしょうねぇ・・・。