カヌー作成17日目(グラッシングなのです)
まずは、前回の最後のパテ盛りのはみ出し部分をきれいに取らなければいけません。
使い古しの100番のペーパーがついたディスクグラインダーでパテをパテ盛りあとをきれいにします。
左が使用前、右が使用後、ディスクグラインダーだけで結構きれいにすることができるようになりました。
さて、グラインダーの後、オービタルサンダーで全体を滑らかにした後は、機械が入らないところを手で磨いて、この工程が完了となります。
40番のペーパーで磨くのですが、はみ出した木工ボンドや大きな段には歯が立たないのでナイフで削り取ってからペーパー掛けしました。これは大正解で、スムーズに磨くことができました。
さて、磨きが終わった時点で11時半、小僧Bに「カヌーに乗ろうか!!」と提案すると、「オレ、今日はカヌーに乗りたくない」だって、いい天気で気持ちいいと思うんだけどなー。
そういうわけなので、カヌーには乗らずに午後のグラッシングの段取をしてカヌー乗り場の近くでカップめんを食べました。下では理事長にカヌーの漕ぎ方を教わっている様子が見えます。おいらも教わりたかったなぁ・・・・
食事の後はグラッシングです。
ヘラ塗りの技量はないので、刷毛でゆっくり押さえつけるようにポリエステル樹脂を塗りこんでゆきます。はっきり行って、外側のグラッシングの比ではありません。大変でした!!
中央から、樹脂を塗り広げてゆくのですが、ハルがグッと曲がっている部分のクロスが浮き易いし、ステムの部分は狭いところに短冊状のクロスを貼ってゆくのですが、もうパニック状態でした。
ステム部分は内側に出っ張っているので、クロスを貼ろうとしてもどうしても浮いてしまうんです。押さえつけると他が浮いてくる!!とりあえず、どのように妥協したらよいのか聞いて対処しました。2艇目を作るときは、この工程をイメージしてステム部分を作りこみたいですね。
さて、少し時間が余ったので昨日の続きのパドル作りで、グリップのへこみ部分を削りだしました。
次回からは、インウェール、デッキ、ヨークなどの艤装に入ります。ヨーク用のヒノキ材をもらいました。次回までに、けがいておくことにします。
詳しい様子は「カヌー製作17日目」アルバムへ!!
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コメント
ポリエステル樹脂って船造りでは使用してないので使用感が分かりませんがエポキシより接着性が無いくらいで基本的にはやり方はいっしょでしょうね。
グラス張りをすると強度が俄然出てきますし艶が出てきて眺めてる時間が多くなりますよ^^
パドルも二色使いの感じがいいですね!
投稿: salty sugar | 2007年6月17日 (日) 23時46分
ソルティーさん、ポリエステル樹脂は臭いです。というか、有機溶剤が混ざっているんじゃないかな?
少し縮むみたいですよ。硬化剤は主剤の100分の1しか入れません。
"船造りでは・・・"なので、ご存知ですよね。
強度はエポキシに分がありそうですね。
私はヘタッピなので、樹脂がでこぼこになってしまっています。サンディングの後ウレタンニスを塗ってやっと艶が出そうです。
強度に関しては、これで一安心といったところですね。
早く漕ぎ出したいです!!!
投稿: 異能☆得手(艶) | 2007年6月18日 (月) 00時38分